レム睡眠行動障害

睡眠障害の睡眠時随伴症に分類されている「レム睡眠行動障害」とは、レム睡眠の時期に体が動き出してしまう病気です。

たいてい睡眠障害に気づいてくれるのは、一緒に寝ているベッドパートナーです。

睡眠障害「レム睡眠行動障害」の大きな特徴として、夢の内容に反応して異常行動が起こるということです。

睡眠障害の原因としては、脳腫瘍、パーキンソン病などの基礎疾患があることが考えられますが、約半数に基礎疾患を持たない患者がいて原因は不明です。

睡眠障害「レム睡眠行動障害」を発症する約8割が50歳代以上の男性で、真面目でストレスを上手く発散できない人がなりやすいと言われています。

睡眠障害「レム睡眠行動障害」では、まず寝言をよくいうようになりますが、ベッドパートナーには疲れているのかなといった程度にしか見えません。

睡眠障害かどうかを確かめるには、どんな夢を見ていたのかを確認すると、夢を覚えていることが多く睡眠時の言動と一致します。

レム睡眠行動障害は、年齢とともに症状はひどくなり患者の6割が大怪我をしているそうです。

壁やタンスにぶつかったり窓ガラスに激突したり、行動はエスカレートしていきますので窓ガラスにフィルムを貼るなどの安全確保が必要になってきます。

また、ベッドパートナーを殴る・蹴るなどで怪我をさせてしまうこともありますので、早めに病院で検査を受け治療しましょう。

一人暮らしの人は、悪夢を頻繁に見ることがサインになっている可能性もありますので、1度検査をしてみてもいいかもしれませんね。

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