子供の睡眠障害
睡眠障害で幼児から小学生の頃に多く見られるのが、夜驚症や睡眠時遊行症(夢遊病)です。
睡眠障害の原因は不明ですが、ストレスなど心理的要因が多いと言われています。
最近、アニメでも怖いシーンなどが増え子供にとって刺激が強くなっていることも考えられますし、強く怒られたことがきっかけになることもあるようです。
睡眠障害「夜驚症」は突然起き叫び声をあげ興奮状態になるもので、「睡眠時遊行症」は睡眠中に歩き回ったりするものです。
夜驚症では興奮状態ですし、睡眠時遊行症ではノンレム睡眠時に起こるもので、子供は覚えていないことの方が多いですので、「大丈夫?」と心配したりすると不安にさせてしまいます。
睡眠障害がある場合、昼間の運動量を増やしたりストレスの原因を取り除いてあげたりすると治ることもあるようです。
歩きまわって怪我をしないよう、寝室には危険なものを置かないようにし、子供が安心して眠れる環境を作ってあげましょう。
睡眠障害が頻繁に起こるような場合は、医師に相談してみると良いと思います。
子供の睡眠障害には大人の都合が引き起こしているものもあり、問題視されています。
大人の生活に合わせた子供や受験勉強におわれる子供の不眠症や過眠症などは、大人が変わらないと治りません。
睡眠障害で苦しむ子供が多いと聞きます。
昼間に眠そうにしていたり、昼寝をよくしていたりなどは睡眠障害のサインかもしれません。
睡眠障害のサインを見過ごさず、早めに病院で診てもらいましょうね。