腹式呼吸とは
呼吸には大きく分けて二つあり「胸式呼吸」と「腹式呼吸」です。
その名の通り、「胸式呼吸」とは息をすうと胸が広がる感じがするので胸で吸ったり吐いたりしているように思えることからそう呼ばれています。
よくラジオ体操などでの深呼吸は胸式呼吸だと言われています。
「腹式呼吸」は一般的には息を吸うとお腹が膨らんでいくもので、胸(胸郭)をあまり動かさないようにする呼吸のことです。
腹式呼吸は肺の横隔膜に息を入れることにより腹筋をはじめとする全身の筋肉の緩和をすることと内臓への刺激になることから様々な健康法にも取り入れられているものです。
腹式呼吸には精神安定、血圧上昇抑制、脳の活性化などの効果を上げている場合が多いからなのです。
どちらかというと胸式呼吸よりも腹式呼吸の方が肺活量が多いです。
なので声楽や楽器を演奏する人は腹式呼吸から学ぶ人が多く、より大きな音や声を出せるように練習しています。
男の人は自然と腹式呼吸になるようですが、女の人は胸式呼吸になる人が多いようです。
なので女性は腹式呼吸になるのに多少、時間がかかると聞いたことがあります。