肉割れと妊娠線
妊娠線は肉割れの一種で、皮膚にひび割れのような筋ができてしまうことです。
妊娠は、大変喜ばしい事なのですが、胎児が成長するにつれて、おなかも急激に大きくなっていきますので、この変化に皮膚が追いつかず、伸びてしまうのが肉割れの原因なのです。
肉割れは皮膚の表面の浅い層ではひび割れが起こり、深い層ではコラーゲン繊維が裂けて赤黒い状態になります。
やがて白いすじになって、表皮が凹んだ状態になります。
こうなってしまうと、肉割れは自然には治らず、お風呂に入るたびにため息がでてしまう状態になってしまいます。
また、妊娠中におなかの皮膚が、かゆくなることがありますが、これは妊娠線ができ始めているころで、これをかいてしまうと、はっきりと肉割れの跡が残ってしまいますので、かかずにクリームなどをぬって、予防するようにしましょう。
また、加齢とともに、皮膚が柔軟性を失ってしまいますので、歳をとってからの妊娠のほうが、妊娠線のできるリスクが高くなりますので、肉割れができないようにしっかり予防することが大切です。
特にお腹が大きくなると、下腹部の方は見えにくくなりますので、気がつかないうちに、肉割れができていることもありますので、気をつけたいものです。
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