ふけ対策と年齢

頭皮をケアしてふけの発生を抑えるシャンプーについて

ふけ症は大人にだけ当てはまる症状ではありません。

治し方もそれぞれです。

中には体質的なもの、例えばアトピー性皮膚炎等が原因で、子供の頃からふけで悩んでいる方もいますし、思春期という多感でもあり、新陳代謝が活発になる時期にふけをからかいの種にされ、いじいめを受けていた、という方もいます。

髪を洗ってよく乾燥させないでおくとふけになる…というのは治し方は簡単です。

一般的には、男性の方が女性よりも皮脂量が多い為、男性で若いうちから慢性的なふけ症になってしまう方も少なくないそうです。

ただ、そういったふけ症の場合とは異なるケースも、最近では増えてきているのも事実です。

洗髪剤もそうですが、もう一つが髪の毛を染める際、脱色する際に、アレルギーを起こして炎症を伴ったふけ症になるというものです。

男女共に言える事なのですが、高校生が毛染めアレルギーでふけ症になった場合、治し方を聞ける場も相手も限られてくるかと思いますし、ふけ症は単なる不潔の代名詞として捉える事が多いのではないでしょうか。

治し方をインターネットで探す事も出来るでしょうが、年齢的にお店でふけ用のシャンプーやオイルも買いにくいでしょう。

また、髪の毛を染めたり脱色したりという行為は外見のイメージを変えるという事で、定期的に髪の毛の伸びてきた部分を染め直したりする場合がほとんどです。

そうすると、何らかの治し方を継続してみたところで、同じ染毛剤のアレルギーが元でふけ症が一向に改善されない、また、自分のふけの状態と合っているか定かではない治し方と染毛を繰り返す事でふけの原因が特定しづらくなる・・・という事も考えられます。

この事から、ふけ症の治し方や予防法、要因等に関しての認知度を、もっと多くの世代や性別に対して広げていく事も大切ではないかと思います。