毎日の睡眠を
       穏やかで健康的なものにするために

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠障害に悩んでいると質の良い睡眠をしましょうと言われます。

睡眠には大きく分けると「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分けられます。

睡眠障害で過眠症や長時間睡眠者などは、眠っているのに睡眠が足りないと感じていますよね。

それは、深い眠りが妨げられているからかもしれません。

睡眠は、まず入眠一番ノンレム睡眠が現れます。

ノンレム睡眠には4段階あり、1段階ずつ深い眠りおち、3・4段階で「熟睡」となります。

そして、1段階ずつ浅い眠りとなりレム睡眠となります。

ノンレム睡眠からレム睡眠までを1セット90分とし、一晩で4~5セット繰り返します。

睡眠障害に悩んでいる人の中には、ノンレム睡眠の3・4段階まで深い眠りにおちない人も多いのです。

睡眠障害かもしれないと思っている人は、まず深い眠りを妨げる外的原因を取り除いてみましょう。

睡眠障害の外的原因で考えられるのは、通気性の悪い布団や睡眠時のエアコンなどがあげられます。

レム睡眠は体の休息、ノンレム睡眠は脳の休息とも呼ばれているのですが、寝ている間、体温調節を行っています。

眠くなると体温が上がりますが、入眠すると沢山の汗をかいて体温を下げ、脳を休ませます。

そして、発汗を抑え浅い眠りなると今度は脳が働き記憶の整理などを行うそうです。

睡眠障害と体温調節には密接な関係があるようで、睡眠時の体温をコントロールする治療法などもあるそうですよ。

睡眠障害を招いているのは、もしかしたら通気性の悪い布団で発汗による体温調節がうまく出来ていないことや、エアコンのつけっぱなしによる影響かもしれません。

また、体温は夕方最も高くなり、明け方最も低くなると言われていますので、体温が下がり始めた頃に眠りにつき、体温が上がり始める朝に起きると体内リズムを取り戻しやすくなります。

睡眠障害とは

睡眠障害とは、睡眠に関するさまざまな病気のことを指しています。

睡眠障害国際分類では、さまざまな病気を大きく4つに分類しています。

睡眠障害の中で睡眠自体に疾患がある、不眠症、ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群などは「睡眠異常」と呼ばれています。

睡眠障害の中で睡眠中に異常行動がみられる、夜驚症、夜尿症、睡眠麻痺などは「睡眠時随伴症」と呼ばれています。

睡眠障害が精神病やうつ病などを伴う不眠、過眠などは「内科・精神科的睡眠障害」と呼ばれています。

睡眠障害は、他にも短時間睡眠者や長時間睡眠者など、正確な分類がされていない病気もたくさんありそれらは「その他」とされています。

睡眠障害に気づいていない人も多く、テレビ番組などでピックアップされて自分もそうなのではないだろうかと気づく人も多いようです。

JR西日本・福知山線脱線事故は忘れられない大きな事故で、運転士が睡眠時無呼吸症候群を発症していたのではないかといわれていましたね。

その後、睡眠障害と事故との関連性に注目が集まり、検査を受ける人が倍増しているといいます。

「なんだか疲れが取れない」はもしかしたら睡眠障害があるのかもしれません。

当サイトでは睡眠障害の種類や睡眠障害の原因、睡眠障害の治療などについて紹介しているので睡眠障害でお悩みの方は参考にしてみてください。

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