抑うつとは

「抑うつ」と病院で言われたけれど、うつ病なのだろうか、抑うつとは何だろうと疑問を持ったまま悩んでいる人に簡単に説明してみたいと思います。
抑うつとは、うつ病の主な症状の1つです。
うつ病の疑いは「抑うつ」「精神運動抑制」「思考と認知のゆがみ」「身体症状」の4つ症状が現れているかで判断することができます。
抑うつなどの症状が1週間以上続いている時など、専門医に相談してみる目安になります。
「抑うつですね」と言われた場合、抑うつの症状が出ていますという意味です。
更に、診断基準に基づき「大うつ病性障害」「気分変調性障害(抑うつ神経症)」「軽症うつ病」など診断されます。
これらは、診断名・病名にあたります。
抑うつは、うつ病の主な症状の1つですが、うつ病だけでなくいろんな病気で見られる症状でもあります。
医師によっては診断名を省略して伝えている場合も考えられますが、そう多くはなく珍しい方だと思います。
抑うつが付く病名と言えば「抑うつ神経症」で、軽いうつ状態が長く続いている時などに診断されます。
現在は、「気分変調性障害」や「気分変調症」と呼ばれている病名です。
抑うつという診断だったという場合、「抑うつ状態」という可能性が高いと考えられます。
治療が必要だけれども特定の病名を診断することができない場合に使われることが多いようで、医師によって使い方は異なります。
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