抑うつの治療
抑うつの治療の基本は、休養・薬物療法・精神療法です。
抑うつの時、無理だと何度も告げても必ず医師は、できれば仕事を休めないかと聞いてきます。
重いうつ状態であれば言われなくても休まずにはいられなくなる人もいますが、仕事は休めないと思っている人が多いですよね。
抑うつに休養は治療という考えがあり、疲れた脳を休ませてあげることで多少ではありますが効果が期待されています。
職場の理解が得られている時は、医師の指示に従いゆっくり休んでみましょう。
抑うつには、比較的お薬が処方されることが多いです。
重度の抑うつに悩む、うつ病治療には「抗うつ薬」が処方され、うつ状態の改善が期待されます。
抑うつ神経症や自律神経失調症など、不安などの気分が強い人には「抗不安薬」、所謂精神安定剤が効果的と言われています。
統合失調症の場合は「抗精神病薬」、てんかんの場合は「抗てんかん薬」、睡眠障害の場合は「睡眠薬」と患者の症状・相性などを見ながら処方されます。
薬には、強い副作用が出ることも多く自分に合った薬を見つけることが第一の課題かもしれませんね。
薬の効果が現れるまでに時間がかかるものも多く、自己判断でやめずに医師の指示のもと相談しながら続けてみてくださいね。
また、薬とは違いますが漢方を併用する人もいます。
抑うつ治療では、薬以外にもカウンセリング、認知療法、精神分析、アニマルセラピー、音楽療法、箱庭療法などを取り入れ完治を目指します。
また、抑うつには趣味を持ったり運動したりすることも効果的であると言われていて通院ができない人は、取り入れているようですよ。
運動といってもウォーキングなど本格的ではなく、気分のいい日はコンビニに行っているという人が多いです。
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